人生、添い寝にあり!

添い寝の伝承

泳ぐ

ジムに通い始めて半年ほど経つが、はじめてプールを利用した。300mくらい泳いだ後に水中ダンスという名目の講師付きトレーニングに参加した。水泳を習っていた頃は、1000m以上泳ぐのが日課だったが、だいぶ体力が落ちたと思う。現在24歳、将来糖尿病に罹ることを恐れている。甘いものを食べ過ぎであるためだ。しかしどうしても甘いものをやめられないのでその分運動をしようと思っている。疲れるとチョコレートしか食べたくなくなる。今日はチロルチョコ27個入りパックを購入した。読書の御供となり、既に食後である。

友人たちの暮らすシェアハウスに泊まらせてもらった。女性限定アットホームで家賃は安いし交通アクセス良いし大家さんがいいキャラで「一緒に住まない?」と誘われ、とても魅力的な話だと思った。学生時代を思い出した。現住所に帰らないことが多く、金もないのに終電で都内に出て花散る季節を夜通し歩いたものだった。社会人になって、という言い方は好まないので、ええと完全に親から独立して自活するようになって、今月で2年が経つけれど、終電のなくなった街から漏れる人の気配だとか、橙色のネオンだとか、早朝の透けていくような空気だとか、久々で体中が拭われる気がした。

上野駅カサブランカの花を買ったのが10日くらい前で、玄関に花の香りが漂っている。半年前に購入した月兎草の鉢もいまだ健在であり、隣に置いてある。先月近所の公園におおきな桜の木が生っていたのだが、自転車を漕ぐ母親の背に乗る小さな男の子が「あの花、なんていうの」と呟いて私の背後を過ぎ去った。あれはソメイヨシノではなく、八重桜(画像)だった。木蓮の白い花と交互に並んで、いい風景だった。梅の花も咲いていて、花咲か爺さんと呼んでいる老人が「あなたにプレゼント」と枝を折って梅を私に渡してくれたけど、その枝を握り走っていたらあっという間に花弁が散ってしまい気づいた頃には枝しか残っていなかった。昔から、こういう風にものを壊してばかりで後悔をする。後悔するだけで、凝りもしない。この性分はきっと治らないのでもう仕方ないから初めから何も持たないことにすればいいのだと気づいた私にできるその他の行動といえば友人の手術の成功を祈ることくらいである。

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何もやることがないので図書館で2冊本を借りた。4時間くらいで両方読み終えてしまった。それくらい、もう何もやることがなかった。