人生、添い寝にあり!

添い寝の伝承

「都市と芸術の応答体 2022」応募にあたってのプロフィール/活動歴

「都市と芸術の応答体 2022」応募にあたってのプロフィール/活動歴

 

※氏名、年齢、性別、職業については、応募フォームにより記載済

・群馬県出身/東京都江東区在住

・これまでの活動歴(以下)

 

ソーシャルワーカーとしての活動

 

過去の経験業務

・地域密着型介護施設でのケアワーカー(デイサービス・ショートステイ・居宅介護)

・自立生活センターでのケアワーカー(地域で生活する重度障害を持つ方を対象とした重度訪問介護)

・病院での医療相談員

・デートDV相談員

・HIV/AIDS相談員

・精神障害を持つ方を海外に派遣する就労支援員(イタリアの社会的協同組合に共に滞在)

・高次脳機能障害者支援専門員(公務委託事業)

 

過去の担当企画

2019年担当企画

2020年担当企画

2021年担当企画

 

現在の担当業務

上記の専門経験から、既存の制度に当てはまらない場やネットワークシステムの創造を目的とした企画を提出し内定。脳卒中や交通事故による後遺症を持つ方(高次脳機能障害者や失語症者)を対象とした地域作りを展開しています。

 

関連資格

・社会福祉士、精神保健福祉士登録

・妊娠葛藤相談窓口の支援員養成研修(2019受講修了)

・失語症者向け意思疎通支援者養成事業(2021受講修了)

・労働問題や社会保障の専門家を目指し社会保険労務士受験予定

 


講演登壇経験

・リハビリテーション病院での研修講師

・ケアマネジャー協会での研修講師

・高次脳機能障害者就労支援支援者向け研修講師

・東京都社会福祉士会での登壇

・業界内インターンシップフェアでの登壇

・芸術文化による社会支援助成活動報告会(アーツカウンシル東京主催)での登壇 等

 

 

アートプロジェクト参加活動経験

・精神障害や依存症・犯罪歴等、社会的疎外を経験した当事者で構成された劇団との共同演劇プロジェクト(日本公演の企画実行/障害当事者も支援職も巻き込んだ日本人役者の養成)の運営事務補助を経験

文化庁委託事業「令和3年度障害者等による文化芸術活動推進事業」

 

精神障害者でつくるプロの劇団 イタリアから来日、公演:朝日新聞デジタル (asahi.com)(2018年演劇舞台公演)

「マラー/サド(マルキ・ド・サドの演出のもとにシャラントン精神病院患者によって演じられたジャン=ポール・マラーの迫害と暗殺)」 アルテ・エ・サルーテ | THEATRE for ALL(2021年演劇映像※コロナ禍により上映会と後日配信を実施)

 パンフレット – Marat/Sade マラー/サド (marat-sade.com)  (編集を担当)

 

 

 

・個人として、知人アーティストの企画に参加

 

 

その他、個人としての活動

①エンパワメントグループ「奔女会」主催(2019年5月より江東区にて毎月運営)

奔女会趣意(weebly.com)

立ち上げの背景には、様々な人生経験を持つ数々のサバイバーや演劇作品との出会いがあります。人は誰でも「生きることの危機」に陥る可能性があり、その危機を脱するために必要なのは、同情でも医学的診断でもなく、薬物療法や専門家主体の試みでもなく、その人自身が表現者/生存者として存在できる環境、これまでの苦労を分かち合える安全な場所、そこで織りなされる人と人とのつながりであると感じます。気が狂うような経験をしたことを、哀れまれたり矯正させられるのではなく、誰かと共有できたと信じられる時間を持てるなら、それはあまりに愉快で愛おしい瞬間だろうと思います。生き方も属性もバラバラの私たちがこの夜だけは「奔放に生き延びた」という一点で連帯しうる、そんな場を目指しています。自己紹介(自身の生に関する技術を紹介)し続けることに主軸を置いています。

 

そして私自身がかつて性暴力を経験したサバイバーであり、身体表現や身体の統合について強い関心を持っています。今後、大学院進学を検討しています。

・性暴力経験/贈与経験に関する日記/詩(抜粋)

わたしを引き受けていくために在る身体 - 人生、添い寝にあり! (hatenadiary.jp)

 

 

②東京都江東区を拠点とした有志団体「クロスオーバー・こうとう」メンバー

性的マイノリティ当事者として、自治体に対してパートナーシップ制度や性別を問わないDV相談窓口等を求める活動をしています。

 

 

③契約結婚当事者

知人と公正証書を交わしオルタナティブな家族としての共同生活をしています。

恋愛/結婚/生殖/ケアにまつわる既存の価値や制度慣習を問い、それに属さない形あるいは拡張しうる形で、人と人とが生きていける方法を生活実践の中で創造しています。

・契約結婚に関する日記/詩(抜粋)

複数ある親愛関係の運用についての私見(リレーションシップ・アナーキー/ポリアモリーという言葉では括りきれない何かについて) - 人生、添い寝にあり! (hatenadiary.jp)

 

 

以上、お読みいただきありがとうございました。

 

都市を一つの生きる場所、そして芸術をつかさどる場所と捉えた時、私がこれまで経験した演劇プロジェクト、社会的疎外を経験した当事者を中心にした場と空間作り、オルタナティブな人と人の関係性の在り方を切り結ぶためのトライアンドエラーの実践が、『都市と芸術の応答体』という試みに通じていく可能性を感じます。

鼎談を拝読し、あらゆる芸術には、有形有無を問わず「詩」が必ず存在している(必要条件である)というご指摘に頷かずにはいられませんでした。芸術についてまったくの素人であり最低限の知識理論さえ持ち合わせていないのですが、旅の先々で、死者や非人間を含むあらゆる他者と生きていくための接続器官としての詩が在ることを痛感しました。土台となるその存在を通して、ひとつの表現に出会うとき、それは紛れもない贈与の体験です。その返礼として何が出来るかを考えた時、芸術というものを一から学ぶことで、別の誰かとつながっていけるのではないかということを期待します。

貴プロジェクトを通して、新たなものと邂逅し、都市と芸術のより深い関係を問い、マネジメントを含めた実践を学ぶとともに、自身の作品をつくることを目指します。