人生、添い寝にあり!

添い寝の伝承

サバイバー紀行(12日目/最終日)

5月9日(日)


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■9時30分 

京都滞在最終日。午後14時から東京中野で面接を予定しているためそろそろ下宿先を出ないといけない。掃除機をかけ、お借りしたシーツ等を洗濯する。家主と恋人さんが京都駅まで見送ってくれる。また年内に会いましょうと話す。急いで新幹線に乗り込んだため、お土産も写真もない。あっさりと街と別れる。車内で販売していた抹茶アイスにマカダミアナッツをふんだんに乗せて遊ぶ。

 

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Twitterを眺めていると、東山で美術ヴァギナ展という催しがあったことを知る。しかも今日まで。先日美術手帖のサイトでは検索できていなかった。旅の間はSNSを見ないようにしていたためか。面接をすっぽかしても良かったかもしれない。く、悔しい。

 

■13時15分

中野駅に到着する。
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面接会場に入る。なんと、緊急事態宣言のため面接が中止になっていた。おいおいなんの連絡もなかったのだが…。ヴァギナ展を見てから東京に戻る選択肢もあったのか…。アクエリアスを飲んでぼーっとする。

 

■15時30分
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まあ、時は戻せないのでカレーを食べて帰宅することにする。同居人には帰宅日時についてなんの連絡もしていない。どこに行くかも伝えていない。旅の間も、一度だけ「レインコートどこにある?」というメールがあったのみ。自由に旅に出て、ときどき帰宅できる関係性と住まいがあることに助けられている。そばに居れば関心を持って文句を言ったり踊ったりするけど、いざ離れれば無関心で目の前のことに取り組める。関係性が始まった時みたいにシェアハウスで暮らすのが性に合っているのだろう。

 

帰宅したら、まず「ただいま」と言う。そして関西で出会った人たちに一緒に過ごせた日々についての感謝を伝える。名古屋からずっと連絡をくれたサバイバー仲間にも連絡を返す。19時からはダムタイプトークイベントを見る。明日からまた東京での労働と生活が始まる。資格勉強を休んで後先考えず散財して食べたいものを食べたいだけ食べて筋トレも他者との身体接触も控えていたので、全身が弛んでいるはず。顔も丸くなった。リフレッシュできて気力は戻ったけれど、姿勢は悪いままだ。生きるためのチューニングがいつも上手くいかない。明日がまた来るのかと思うと暗澹たる気持ちになる。根が暗いのだから仕方ない。でも旅をすることで自分のやらなくてはいけないこと(やらなくてもいいこと)を見つめ直せる。胸を張って、尻を引き締めて生きていきましょう。人生お疲れさまでしたケーキ。