うれぴっプルン戦記

性的主体性と添い寝とダンス

今すぐアルゼンチンに飛び立ちたい


高校生の頃、クラリネット六重奏でアストル・ピアソラブエノスアイレスの四季(記憶が正しければ上の動画の「春」だったと思う)」を演奏した。当時クラリネットパートのメンバーと、拙いながらもアルゼンチンという地、ピアソラの生涯、バンドネオン*1という楽器について調べて、演奏のイメージを膨らませたりした

 

上京した後も、ピアソラの名前がある演奏会は特に気になってしまう自分がいて、よく足を運んでいた。4年前の7月には、没後20周年記念コンサートもあった…。当日、正装を持ちあわせておらず、新秋津駅の道路で売ってたバザー品の白いシフォンワンピース(100円)でなんとか装いを誤魔化したことが記憶に残っていてめっちゃくちゃ恥ずかしい。熱帯夜にタンゴ音楽のリズムが絡まれば最高の夏になる、寒期に聴く「ブエノスアイレスの冬」もまた良きかな

さて、本日の演奏会では同年代(1990年生まれ)のバンドネオン奏者である三浦一馬氏を初めて拝見した。ピアニストの山田氏、ヴァイオリニストの石田氏(素晴らしい技巧と立ち振舞いの格好良すぎるオヤジで早速ファンになった)との三重奏だった

アンサンブルはやっぱりいい。なにがいいかっていうと、奏者の息遣いが聞こえるのがいい。全員の呼吸が重なって、Einsatzを合わせる瞬間の感覚が伝わってきて、こちらまでゾクゾクしてしまう。大好きな曲目ばかりだったのもなによりだった。終演後、体中が火照って気持ちよかった。もともと音楽に乗って歌うのも、踊るのも好きだけど、学生時代体育会系の先輩方のもとで、巧く他人の音に溶け込みつつ時には主張するように調教されていた時代がなんだかんだで懐かしく、心が揺れるのだと思う。他人と協調する音楽は楽しかった。観客席で聴くよりも、独奏よりも、舞台で他人の音に染み居れる合奏が一番好きだ(また楽器やりたい、しかしやれる時間と楽器購入費100万円目安*2が必要なので、夢のまた夢だ)

 

終演後、同席した方々と夜の後楽園遊園地で握手はしないけどお茶をして帰宅した

去年も一緒に都響のコンサートに行ったので久しぶりだねと語った。各自都合の良い時にまた演奏会で会えると良いなとも。こうやって定期的な会があると日々の疲れも癒やされて良いかんじ。私がまとめてチケット/席を取って当日集まるだけという形のクラシック会を不定期でやっていきたいなと思う(ツイッターやFBで随時募集かけます)お気軽にご参加くださいな

 

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  タンゴの革命児・アストル・ピアソラ


演奏会直後は「アルゼンチンに飛び立ちたい」と話していたけど、記事を書いているうちに、「やっぱりスペイン」「いやトルコ???」と思考が散乱し始めた。30歳までに長期で海外旅行したいな〜。そのためにもっと語学勉強して、貯金をがっつり貯めようと思います

*1:

apartment-home.net

*2:最高級のもので200万くらい。ピンからキリまである

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