うれぴっプルン戦記

性的主体性と添い寝とダンス

子宮頸がん検診のすすめ

先日、人生3度目の子宮頸がん検診に行ってきた!

▲47都道府県がん検診一覧。自分の暮らす地域の検診情報がすぐ探せる

 

 

昔は検診サボってた(笑)

二十歳そこそこの頃は生きることに疲れていたし性や健康に対する意識も低かったので『コンドーム避妊』の知識だけがあって特に性病検査も行ったことなかったし、子宮頸がん検診の通知が来ても、読まずに捨ててしまっていた(笑)のだけど、だんだんと精神的余裕が芽生え、フェミニズムに触れたりピル使用を開始して自分の身体に対する意識が変わってきて、自分と相手の健康と選択肢を尊重するために、避妊や性感染症の勉強、病気の予防を考えるようになった。

【経過記録】

2011年 20歳:清瀬市在住。子宮頸がん検診通知は読まずに捨てた

2013年 22歳:同じく検査通知を完全無視してた…

2014年 23歳:江戸川区在住。区の指定医療機関で初の子宮頸がん検診(陰性)

奇数年齢(区の検診対象外)だったけど、20歳/22歳年度の検診をサボっていたので代わりに受けることが出来た。※20歳の時に検診受け忘れても申し込めば代替できるそうです

2015年 24歳:文京区在住。同様に2度目の子宮頸がん検診(陰性)

2016年(9月で)25歳:区からの通知は無い。でも、かかりつけの産婦人科で自費検診してきた

 

 

とうことで自費検診してきました

自治体検診は指定病院への予約がだるい。超だるい。予約埋まってるし。って感じだったので、かかりつけの産婦人科で自主的に検診したらめっちゃくちゃ楽だった。

検診自体(※細胞診のみ)は保険適用で1500円。後日結果受け取りで350円。

保険証持っていれば計2000円(プラス交通費)以内で済んだのでお財布に優しかった*1

初対面の先生じゃないのでいろいろ相談もしやすい。満足。

去年から不正出血が気になっていたので、がんの心配していたんだけど、ミレーナの影響あるいはびらんの影響らしく、安心した。がんは陰性でした。即座にパートナーに報告。病気の不安のない状態で他人を抱きしめられるってうれしいね~。

 

 

検診の頻度は?

自治体が行っている子宮頸がん検診の助成対象は「20歳以上」「2年に1回」となっているところが多いけれど、実際はどのくらいの間隔で子宮がん検診を受けたらいいのだろう?
 

HPVの感染から子宮頸がんになるまでに少なくとも3年かかると言われています。
なので、本当は20歳になっていなくても性交渉開始から3年たっていれば子宮頸がんになる可能性はあるので、性交経験があれば10代でも検診は必要です。

 前回の検診が「異常なし」という結果でその結果が100%正しければ理論上は3年に1回でいいということになります。ただ、検査には必ず一定の確率で「偽陰性」つまり不正確な結果が出る事があるため、3年は明けずに受けましょう、という意味で2年に1回となっています。
 ただ、現在の検診方法である細胞診のみの検査※だと、2年あけるのはリスキーであるという意見もあります。より確実に子宮頸がんを早期発見しようと思ったら1年に1回の検診を受けるのが理想的といえるでしょう。

 「検診間隔を3年に1回にしても大丈夫」と言えるのは、細胞診とHPVハイリスクタイプ検査の両方が「異常なし」という結果だった場合です。
 この場合、現時点で癌の手前の「異形成」という病変以上の変化はほぼ100%ありませんよと言えますから、次の検診は3年後で大丈夫なわけです。

引用:子宮頸がん検診の間隔は? - 横浜 婦人科 ポートサイド女性総合クリニック ~ビバリータ~

 

過去の性交渉が原因で、じわじわとガンを発症する危険性があるということ。たとえ現在、パートナーを限定していて、検診は陰性で、罹患リスクが低くても、過去の接触による発症は今後大いにあり得るということ。だから、定期的な検診が必要なのですね…。そして、自分は性的経験がなくとも、パートナーに過去に1度でも経験があれば、だれでも感性の可能性があるウイルスだということ。お互い初体験同士なら病気の心配はまずないといえ、そういった関係性ばかりでもないし、貞操という言葉を他人や自分に押し付ける時代ではもうないとも思う。楽しく安全に信頼感を維持できる性的関係のために、各々が自分の身体の健康を自己管理して正しい性知識を更新/共有しないとなんだなー。

※細胞診とHPV検診の違い*2

 

 

子宮頸がんの原因であるHPVって?

ヒトパピローマウイルス(HPV)は皮膚や粘膜に感染するウイルスで、100種類以上のタイプがあります。このうちの約15種類は子宮頸がん(しきゅうけいがん)の原因となることが多いため、発がん性HPVと呼ばれています。中でも、HPV 16型とHPV 18型と呼ばれる2種類は、子宮頸がんを発症している20~30代の女性の約70~80%から見つかっています。
発がん性HPVは、多くは性交渉の時に感染します。性器のまわりの皮膚や粘膜との密接な接触などによっても感染することがあるので、コンドームは感染を防ぐ有効な手段ではありますが、完全に防ぐことはできません。

ヒトパピローマウイルス(HPV)にはハイリスク型とローリスク型があり、子宮頸がんを引き起こすのは発がん性HPVといわれるハイリスク型のみです。また、ハイリスク型HPVに感染しても90%以上は体内から自然消失するため、子宮頸がんに進展するのはごくわずかです。

引用:しきゅうのお知らせ 子宮頸がん基礎知識|HPVとは -allwomen.jp 子宮頸がん情報サイト-

コンドームでは完全に感染を防げないんだなー。女体特有のがんですが、男性も感染源となることが多い為、男性側の協力もめっちゃくちゃ必要なのだ

  

そこで、男性ができること

■現在あるいは将来のパートナーを子宮頸がんがら守るために、避妊目的でなく感染予防目的でのコンドームの着用を。→挿入前からのゴム着用が推奨されている。

■複数の相手との無防備なセックスは危ないという自覚を。→過去にやらかしちゃった経験があっても今から予防して検査することで防げる不幸も確実にあるはず。

■性器を清潔にする。→他の感染症予防にもなるし、シャワー浴びてこよう(性別問わず)。

 当たり前だけど、男性もHPVに感染する!ほとんどがガンにはならないし自覚症状もないので気づかない。けれどそれが感染源となる。男性の性器(亀頭、陰茎、陰嚢)や肛門、口腔、尿などからHPVは見つかっているとのこと。

男性向け質問コーナーもある情報サイト:男性も、HPVに感染するのですか? | Q&A | 子宮頸がん.jp

 

 

処女だけど受ける必要ある?

結論からお話すると、処女でも子宮頸がんになる可能性はある。
ほとんどの場合が性行為によって感染するものだけど、生活習慣やそもそもHPV(ヒトパピローマウイルス)が原因でない子宮頸がんもあるため。しかし、90%以上が性行為によるHPVの感染によって起こるがんであるため、処女での発症はだいぶイレギュラーケースのこと。「未経験なら、検診はいらないよ」と面と向かって医者に言われてショックを受ける人もいるらしい(友人談)。個人的には、自治体の無料検診ということで、敷居が高いと感じやすい産婦人科にチャレンジする機会にしてもいいのでは?と思う。どんな病院でもそうだけど、医者との相性ってあるので、話しやすい、安心できる産婦人科が見つかるといいなと思う。女医専門の産婦人科も探せばある。良いご縁がありますように。(ちなみに私は、ピル処方を理由に10つの産婦人科を見学がてら受診した経験あり。やっぱり自分に合わない病院・先生っている。けれどようやく自分に合った場所が見つかって、2年近くそこに通っている…)

産婦人科に対する不安を軽減できるようにと、丁寧に書いてある記事を紹介。とても読み読み易かったので、おすすめ。:産婦人科ってどんなとこ?〜処女の場合〜|らんかのそーだったのか!性のコト

 

 

女体と付き合っていくなかで、産婦人科はやっぱり大事な機関。たとえ性交渉経験がなくとも、挿入経験がなくとも(オーラルセックスでも感染する病気もあるし、女性同士の性交*3でも同じリスクはある)、出産願望がなくとも、性自認が女性ではなくても、女体特有の病気にかかることはある。

知人が婦人系の病気で大きな手術をしたり、ガン発症してしまったのを見ていると、なおさらそう思う。

これを読んでくださった皆様も定期的な検診を!

 

 

*1:検診費、病院によって多少の違いはあると思う

*2:■細胞診:採取した細胞を顕微鏡の下で直接観察して細胞に異常がないかどうか確認する方法

■HPV検診:子宮頸がんを誘発する可能性のあるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染の有無を検査する方法

HPVに感染している=がんになっている、とは限らない。また、がんにはなっていなくても、HPVに感染していることが分かれば、将来病変が進行したり、もしかすると子宮頸がんになるかもしれない、という予測が可能になる。

参照:第3回 細胞診とHPV検査の違いは? - ちゃんと検査・ちゃんと治療。子宮頸がんからあなたを守る - 子宮頸がん検診 啓発サイト -

*3:こんな記事もあると紹介されたのでリンク貼ります

www.ishiyuri.com